設備紹介

診療用チェア
KaVoE70、E50

当院では、開院時よりドイツKaVo(カボ)社製の診療用チェアを使用しております。
現在使用中のE70、E50は当院では2代目のKaVo社製チェア。2020年12月に導入しました。
衛生対策と治療精度に優れた高性能な製品です。

外観はシンプルで美しく、20年以上使用した初代チェアも、劣化を感じさせることが全くありませんでした。お座りいただくチェアは患者さまの背中や腰への負担が少なくなるよう設計されております。ぜひ最新の快適な座り心地を体感して下さい。

タービン(ドリル)専用洗浄機器
クアトロケア

虫歯を削るドリル類の内部を、専用オイルにより洗浄するための機械です。
患者さま毎にこの機械で内部を洗浄し、洗浄後に「滅菌バック」という袋に入れた状態で滅菌(病原性の有無に関わらず、細菌・ウィルスを始めとする全ての微生物を死滅または除去すること)します。内部の血液や唾液を1本1本清掃・滅菌を行うので、衛生的に安心して治療を受けられます。
以前は滅菌後も内部に洗浄オイルが多く残っていて、使用時頻繁に拭き取る必要があったのですが、近年はメーカーによるオイルの改善か、ほぼ使用感に問題がなくなっています。
当院の診療用チェア・ドリル類は全てドイツのKaVo社製で統一されています。

クラスBオートクレーブ
(高圧蒸気滅菌器)

治療に使用した器具は最高水準「クラスB」のオートクレーブで120℃または134℃で増殖性を持つあらゆる微生物を完全に殺滅または除去し、清潔な状態にしております。
クリニックで使用するレベルの小型オートクレーブは「ヨーロッパ規格 EN13060」というもので性能が規定されていて、上から「クラスB」→「クラスS」→「クラスN」という3つに分類されています。
クラスB[Big]:全ての形状の被滅菌物の滅菌が可能
クラスS[Specific]:クラスNの滅菌物、メーカーにより特定された製品の滅菌のみ
クラスN[Naked]:未包装の固形物のみで、滅菌後の保管は不可、すぐに使用するもののみ
歯科で使用する器具類は大半が「滅菌バッグ」という袋に入れた状態で滅菌しますので、クラスSやNのオートクレーブでは十分に滅菌できないということになります。

歯面清掃器
エアフロープロフィラキシスマスター

エアフロープロフィラキシスマスターは、歯の表面から汚れを除去する歯科用多目的超音波治療器です。専用の機器とアルミナ粒子やナトリウム水素炭酸等の粒子を含む特殊な粉末を使用して、歯垢や着色物質などを除去します。これにより、歯の表面が滑らかになり、細菌の付着を防ぐことができます。
エアフロープロフィラキシスマスターの特徴は、従来のスケーリングツールと比較して、歯や歯肉への負担が少なく、痛みを感じにくいことです。細かい粉末が歯の隅々まで届くため、従来の方法では除去が難しい微細な汚れやバクテリアも取り除くことができます。歯周病の予防や口臭の改善にも効果的です。

口腔内スキャナー
iTeroエレメント 5D Plus

最新式の口腔内スキャナーiTero。
iTeroエレメントは、口腔内を撮影する3D光学スキャナーです。スキャナーで歯に光を当てるだけで、デジタルの3次元データとして歯型を記録できます。
データを即時海外に送れるため、輸送の時間を大幅に短縮。粘土のような印象材を長時間我慢していた型採りの苦痛から解放されたと大変好評です。

高性能業務用空気清浄装置
エアロシステム35M

毎分35m3の空気清浄能力を持つ、本格的な業務用空気清浄装置で、市販の置き型タイプの空気清浄機の7〜10倍もの空気清浄能力で院内の空気を常にクリーンに保ちます。

虫歯探知レーザー
ダイアグノデント

虫歯は穴があいたり歯の内部が黒く透けて見えるなど、明らかにそれが「虫歯」であるとはっきりしているケースもありますが、見た目にはそれとわからない状態でも中で深くなっている場合があります。
ダイアグノデントは微弱なレーザー光を歯に照射し、反射光で虫歯の度合いを測定しますので、歯を傷つけることなく虫歯を探知することができます。
ダイアグノデントで虫歯の深さをレーザーで測り、一定の数値に達した場合のみ治療をおすすめします。

口腔外バキュームFree-100
(歯科用吸引装置)

歯を削ったり入れ歯や銀歯の調整をする時に飛び散る、歯の削りかすや金属片、血液や細菌など目に見えない細かい粉塵は強力な吸引力の口腔外バキュームで吸い取り、診療室を快適でクリーンに保ちます。
歯を削るドリル使用時に噴霧状の水を使用しますが、診療用チェアに備え付けの水取り吸引装置で吸引しきれないエアロゾルを吸引します。エアロゾル吸引は昨今の感染症対策にも有効で、診療室をよりクリーンにすることが可能です。
1次フィルター通過後に45〜60℃で熱殺菌、2次フィルターでウィルスや細菌をほぼ100%確実にキャッチ、3次フィルターで空気清浄、機械のエア排出口からはクリーンが出てくるという設計です。
他社製品と比較して縦長で場所を取らないのと、吸引の強さを12段階と細かく調整できます。

デジタルレントゲン

レントゲン装置は全てデジタル化。
従来のフィルムレントゲンとは異なり、デジタルセンサーを使用してX線画像をキャプチャする歯科用画像技術です。これにより、放射線被ばく量が少なく、すぐに画像を表示および共有できるなど、多くの利点があります。
X線の被曝量を減らすことができ、画質もクリアで診断もより正確になります。現像の手間もいらず、画像は数十秒で表示されます。

デジタルカメラ

治療前に現在の状態をデジタルカメラで撮影します。
虫歯の本数や深さ、歯周病の進行や噛み合わせ等、写真やデータにより詳しく治療内容を説明します。

印象材自動練和器

精密なかぶせ物や入れ歯を制作するためには正確な型採りが大切です。
当院では最新の印象材自動練和器を採用。常に高水準でのクオリティーを保つことが可能になりました。