マウスピース矯正「インビザライン」・痛くない虫歯治療。予防や歯周病治療に力を入れています。

【一般歯科】丁寧なカウンセリングと痛みのない虫歯治療

目次

一般歯科 痛みの少ない虫歯治療

当院では、痛みに配慮した、できるだけ無痛での治療を心がけております。
長い間我慢しているお痛みやしみる症状・見た目など、気になっていることは何でもご相談下さい。

浦安市の歯医者 あらかわ歯科医院 矯正歯科 一般歯科

このようなご希望がある場合はご相談下さい

  • 歯周病や虫歯をしっかりと治したい
  • しっかりと説明を受けて、納得してから治療を始めたい
  • 今以上に何でも噛めるようになって、より健康になりたい
  • 歯や口元をきれいにして、いつまでも若々しく美しくありたい
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痛みに配慮した治療

「チクッ」とした痛みをできるだけ感じないよう、麻酔の注射をする前にジェルタイプの麻酔薬を歯ぐきに塗ります。
塗るタイプの薬なので痛みはありませんし、身体にも安全ですので、大人から子供の治療まで安心して使用可能です。

注射針は細ければ細いほど刺した時に痛みを感じなくなります。
当院では「31G」という極細、「33G」という超極細の注射針を使用しています。

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インフォームドコンセント

皆様はご自身のお口の中の状態を正しく把握していらっしゃいますか?
当院では治療前に現在の状態をデジタルカメラで撮影させていただきます。
虫歯の本数や歯周病の進行の他、虫歯の深さやかみ合わせのバランスについて写真やアニメーション、数値等のデータにより詳しく丁寧に治療内容を説明します。

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患者さまに納得していただいた上で治療を開始いたします。
わからないことやご質問等がありましたら、何でもお気軽にご相談下さい。

虫歯治療

虫歯を放っておくと、恐ろしいことに…

虫歯が進行すると「歯髄(しずい)」と呼ばれる歯の神経が死んでしまい(神経が死ぬことを「歯髄失活(しずいしっかつ)」と呼びます)、根の先に膿が溜まります。
虫歯が進行すると「しみる」「痛い」等の症状がありますが、歯髄が失活すると痛みはなくなります(疲労した時など身体の抵抗力が弱くなると痛くなる場合もあります)。

浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 虫歯治療

膿は細菌(ここでは虫歯菌)とそれをやっつけようとした白血球の死骸が混ざったもので、細菌内の毒素も含まれています。
これらが顎の骨に直接触れてしまうと顎骨炎(がっこつえん)やその内部の骨髄に炎症(骨髄炎(こつずいえん))を起こしてしまいます。

そうならないように、身体は膿が触れそうな部位の骨を自ら「破骨細胞(はこつさいぼう)」により溶かし、溶かした部位に粘膜組織を作りそれらが骨に触れないよう防御します。ご自身でご家庭にある器具で膿を出そうとして、防御壁を傷付けてしまうことで「顎骨炎」や「骨髄炎」を起こすと口腔外科等の外来のある病院での処置が必要になる可能性もあります。

虫歯は「初期う蝕(C0(シー・ゼロ))」と呼ばれる段階を除いて、自然に治癒することはありません。
その初期う蝕も、自然治癒するまではかなりの期間を要します。

C1以上の虫歯は自然治癒しません。
また「しみる」「痛い」などの自覚症状が生じてからでは、かなり虫歯が進行している可能性もあります。

早期発見・早期治療により治療により歯を削る量も少なくできますし、それにより治療の回数や費用を抑えることもできます。

予防を心掛け、痛くなくても定期的に歯医者での受診をお勧めします。
また「しみる」「痛い」という症状があれば直ちに歯医者でその原因を調べてもらい、治療が必要です。

虫歯の進行段階

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虫歯の進行を理解するにあたり、歯の基本構造と名称は次のとおりです。

STEP
健全歯
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健全歯はエナメル質にも象牙質にも虫歯の罹患がない状態です。

STEP
C0(シー・ゼロ)
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初期う蝕」とか「初期虫歯」と呼ばれる段階です。虫歯になる一歩手前の状態です。表面だけ白く濁ったり茶色く変色しています(こちらの画像では白濁だとわかりにくいので黒くしています)。

STEP
C1(シー・イチ)
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初期段階の虫歯です。ただし「初期虫歯」とは呼びません。

虫歯の深さはエナメル質内か、わずかに象牙質に及んでいる場合があります。自覚症状はほとんどありません。

「歯間部(しかんぶ)」と呼ばれる歯と歯の間に虫歯がある場合、治療回数は基本的に2回、それ以外、「小窩裂溝(しょうかれっこう)」と呼ばれる歯の溝、「平滑面(へいかつめん)」と呼ばれるそれ以外のところの虫歯は1回で治療できます。

2回必要な場合は「CAD/CAMインレー」「メタルインレー」による治療、1回の場合は「光CR充填(ひかりシーアールじゅうてん)」と呼ばれる処置で治療できます。

STEP
C2(シー・ニ)
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虫歯の深さが象牙質まで及んでいる状態です。但し歯髄には達していません。

自覚症状がない場合もありますが、「冷水痛(れいすいつう)」と呼ばれる冷たいものでしみる症状や、「甘味痛(かんみつう)」と呼ばれる甘いものでしみる症状を起こしている場合もあります。何もしない状態で痛みを起こしている「自発痛(じはつつう)」と呼ばれる症状を起こしている場合もあります。

「歯間部(しかんぶ)」と呼ばれる歯と歯の間に虫歯がある場合、治療回数は基本的に2回、それ以外、「小窩裂溝(しょうかれっこう)」と呼ばれる歯の溝、「平滑面(へいかつめん)」と呼ばれるそれ以外のところの虫歯は1回で治療できます。

2回必要な場合は「CAD/CAMインレー」「メタルインレー」による治療、1回の場合は「光CR充填(ひかりシーアールじゅうてん)」と呼ばれる処置で治療できます。

STEP
C3(シー・サン)《生活歯》
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虫歯が歯髄に達しているか、歯髄に近接している状態です。

何もしない状態で痛みを起こしている「自発痛(じはつつう)」と呼ばれる症状があります。
「冷水痛(れいすいつう)」と呼ばれる冷たいものでしみる症状に加えて、温かいものでもしみる「温熱痛(おんねつつう)」と呼ばれる症状もあります。
歯髄に起きている炎症が自然に治癒することはありません。

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「打診(だしん)」という診断方法で痛みもあります(「打診痛(+)」)。

※打診:器具を用いて「コンコン」と歯を槌打(ついだ)して痛みがあるか無いかを診断する方法。この診断で痛みがある場合「打診痛(+)」、無い場合「打診痛(ー)」と表記します。

治療の回数は4回以上必要です。「抜髄(ばつずい)」→「根管充填(こんかんじゅうてん)」→「支台築造(しだいちくぞう)/ 支台歯形成(しだいしけいせい) / 印象彩得(印象彩得)」→「補綴物(ほてつぶつ)装着」という治療の流れが必要最小限の治療です。

STEP
C3(シー・サン)《失活歯》
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虫歯が歯髄に達しているか、歯髄に近接している状態は同じです。

自発痛と呼ばれる症状はなくなります。「痛みを我慢していたら痛くなくなった」という症状はこれに該当します。歯髄が失活することで起きる症状です(失活とは「歯の神経が死んでしまっています」と説明する状態のことです)。但し、疲労している時など身体の抵抗力が落ちた時に「自発痛」「違和感」を起こすことがあります。

他の症状としては、「冷水痛」「温熱痛」はありません。打診痛も起こしている場合もあれば、起こしていない場合もあります。

虫歯が進行して歯髄が失活したこの状態を「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」と呼びます。

治療の回数は4回以上必要です。「感染根管処置(かんせんこんかんしょち)」→「根管充填(こんかんじゅうてん)」→「支台築造(しだいちくぞう)/ 支台歯形成(しだいしけいせい) / 印象彩得(印象彩得)」→「補綴物(ほてつぶつ)装着」という治療の流れが必要最小限の治療です。

※違和感(いわかん):痛いわけではないが健全な場所とは違う、所謂「変な感じ」のことをこのように呼びます。

STEP
C3(シー・サン)《症状が進行した失活歯》
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さらに症状が進行すると、失活した歯髄組織の腐敗が進み、「根尖(こんせん)」と呼ばれる

歯根部の先端に膿が溜まるようになります。(虫歯が進行した全ての歯で膿が溜まるわけではありません)

自発痛はある場合と無い場合があります。冷水痛と温熱痛はありません。打診痛も起こしている場合もあれば、起こしていない場合もあります。

膿の溜まっている状態により処置内容は変わります。

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このような状態で膿が拡がる場合、麻酔した状態で切開して排膿させます。

治療の回数は5回以上必要です。

「切開・排膿・抗生物質と鎮痛消炎剤を処方・内服」→「感染根管処置」→「根管充填」→「支台築造/ 支台歯形成(しだいしけいせい) / 印象彩得(印象彩得)」→「補綴物(ほてつぶつ)装着」という治療の流れが必要最小限の治療です。

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STEP
C4(シー・ヨン)
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根尖に膿が有る無しに関わらず、さらに虫歯が進行した状態です。

ここまで虫歯が進行すると、根尖に膿が無い場合、ほとんどの場合は自発痛を始めとする諸症状は無くなります。根尖に膿が有る場合、自発痛を起こしている場合もあります。

当該歯牙のみで咀嚼を回復させることが出来ないため、抜歯が必要になります。保存して治療が可能か否かは「健全な歯が骨縁上2ミリ有ること」とされています。

抜歯後、抜いた箇所が完全に治癒するのを待たないといけません。どんなに早くても2ヶ月かそれ以上かかります。また、抜いたところを噛めるようにする方法(入れ歯・ブリッジ・インプラント)により治療回数も異なります。

レーザーで虫歯の深さを検査します

虫歯は穴があいたり歯の内部が黒く透けて見えるなど、明らかにそれが「虫歯」であるとはっきりしているケースもありますが、見た目にはそれとわからない状態でも中で深くなってしまっている場合もあります。

浦安市の歯医者 あらかわ歯科医院 矯正歯科 虫歯の深さ

虫歯探知レーザー、ダイアグノデント。

微弱なレーザー光を歯に照射し、その反射光で虫歯の度合いを測定しますので、歯を傷つけることなく、虫歯を探知することができます。
虫歯の深さをレーザーで測り、その結果ある一定の数値に達した場合のみ治療をおすすめしています。

虫歯の進行状況とダイアグノデントの数値

健全歯

健全歯であっても数値がでます。健全歯の場合10未満の数値になることもあります。

浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 虫歯の深さ
浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 虫歯の深さ

C0(初期虫歯)

健全歯や初期虫歯等の状態で、右側「PEAK」欄の数値が30未満であれば当院では経過観察と予防の対象としています。

浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 虫歯の深さ
浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 虫歯の深さ

C2

右側「PEAK」欄の数値が40以上の場合、当院では治療が必要な状態と判断しています。
「PEAK」欄の数値が30~39の場合、患者様ごとの口の中のプラークコントロールの状態や飲食の習慣処置するか経過観察するかを判断しています。

浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 虫歯の深さ

C3

数値の最高値は「99」です。

抜髄が必要な、より深い虫歯になると数値は更に高くなります。

浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 虫歯の深さ
浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 虫歯の深さ

痛くない治療・無痛治療

「歯の治療は痛くて怖いから苦手だ」「痛いから治療に通いたくない」という患者様にできる限りお痛みを感じず治療を受けていただけるよう、当院では細心の注意を払って治療を行い、1日も早く完治していただきたいと考えております。

治療中にお痛みを感じないよう、無痛的に麻酔を使用します。

浦安市の歯医者 矯正歯科 虫歯治療 麻酔

麻酔薬はカートリッジウォーマーを使用して温めております。
患者様の体温と麻酔薬との温度差が刺激となり、注入時にお痛みを感じる場合があるためです。

注射の前に表面麻酔を施し、時間をおいてしっかりと効かせます。
歯茎の表面の感覚をなくすことで、針を刺す痛みを軽減することができます。

麻酔が効いているのを確認した後、極細の針で麻酔薬をゆっくりと効かせながら注入すれば、注射の痛みはほとんど感じません。

当院で使用する麻酔針の太さは極細の31G(0.28mm)・超極細の33G(0.26mm)です。

浦安市の歯医者 矯正歯科 虫歯治療 麻酔

その後、十分に時間をおき、お痛みを感じないのを確認してから治療を開始いたします。
歯の治療に恐怖心がある、痛いのが苦手等で無痛治療をご希望の方はご遠慮なくお申し付け下さいませ

奥歯も保険で白い歯に。ハイブリッドCAD/CAM冠

金属アレルギーや見た目を重視して銀⻭ではなく、 CAD/CAMの白い⻭を適応しています。

CAD/CAM冠で、保険でも奥歯を白く

保険治療で白いかぶせ物にすることができるのは前歯の犬歯から犬歯までの上下各6本ずつ、計12本でした。

2014年4月からの新しい保険制度より4番目・5番目の小臼歯にもハイブリッドレジン製の白いかぶせもの(CAD/CAM冠)に国民健康保険が適応されるようになっております。

また、金属アレルギーの方に限り、皮膚科の紹介状があれば6番目までが保険治療が適応になり、
さらに上下左右の7番目が全て残っていれば6番目の歯もCAD/CAM冠で白くできるようになりました。

保険外(自費診療)の白いかぶせ物との違いは、色を細かく指定できないことと耐久性です。

保険で使用する白い材料は「レジン」と呼ばれるプラスチックに似たもので、ある程度の色調しか再現ができず、完全に周りの歯と同じ色に合わせることは材質上不可能です。
また、2~3年の間に変色してしまいます。

保険の詰め物・かぶせ物の種類と治療例

光CR充填

《CR》とは「コンポレットレジン」という、虫歯の治療に使う詰め物の材料のことです。

光CR充填(Light-Cured Resin Filling)の材料は元々はペースト状の性状で、特定の波長の光を照射することで化学反応を起こし、硬化します。虫歯を除去し、除去したところにこの材料を充填し、光を照射して硬化させます。

治療例1

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この画像は光CR充填により治療した画像です。
自然な状態に見えるよう治療するので、その部位を治療したのかわからない状態か、一見してもわかりにくいよう、自然な状態に見えるよう治療します。

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どこを治療しているかというと

こちらの2ヶ所です。

症例概要
主訴虫歯治療をしたい
年齢・性別30代・女性
症状(診断)CR充填の劣化による変色と2次う蝕
治療回数歯間部1ヶ所につき1回(2ヶ所なので2回)
治療費用概算1カ所2,000円前後
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には(劣化による)変色、詰め物と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は個人差があります。個人差は生活習慣によるものなので、どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

治療例2

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続いて奥歯(臼歯)を治療した画像です。
前歯の画像よりわかりやすいかもしれません。

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左右の「大臼歯」と呼ばれる大きな奥歯に光CR充填が施されています。

症例概要
主訴虫歯治療をしたい
年齢・性別20代・男性
症状(診断)CR充填の劣化による変色と2次う蝕
治療回数左側、右側で各1回(合計2回)
治療費用概算通院1回(左側・右側各1回で2歯同時に治療)ごとに1,500円前後
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には(劣化による)変色、詰め物と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は個人差があります。個人差は生活習慣によるものなので、どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

インレー

光CR充填では治療が難しい大きさの虫歯で適応となる治療方法です。「隣接面」と呼ばれる歯と歯の間に虫歯がある奥歯(臼歯)が適応となります。

使用する材料により、「メタルインレー」「CAD/CAMインレー」「ハイブリッドセラミックインレー」「セラミックインレー」とそれぞれ呼びます。

1.メタルインレー(保険診療適応の金属使用)

保険診療では「12%金銀パラジウム合金」という金属が保険診療適応となります。
使用される主な金属とその配合割合は「金:12%、パラジウム:20%、銀:約50%、銅:約10%」と決められており、保険診療の場合はこの条件を満たした金属で治療を行います。

治療例

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症例概要
主訴悪いところがあれば全て治療したい
年齢・性別20代・女性
症状(診断)右側の第1・第2小臼歯、左側の第2小臼歯・第1大臼歯の隣接面う蝕
治療回数左側、右側で各2回(合計4回)
治療費用概算1歯あたり2回で計4,000円台
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には使用金属の酸化(黒く変色する)、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

2.CAD/CAMインレー(保険診療適応の非金属材料使用)

「ハイブリッドレジンブロック」と呼ばれる保険診療適応の材料を用い、材料を専用マシーンで削り出します。

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ハイブリッドレジンブロック

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専用マシーン

治療例

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症例概要
主訴金属が入っている箇所を白くしたい
年齢・性別20代・女性
症状(診断)右上第1小臼歯のメタルインレー不適合による2次う蝕
治療回数2回
治療費用概算1歯あたり2回で6,000円前後
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には変色する、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。予防のためのブラッシングによる摩耗の可能性もあります。通常の使用でも破折や破損の可能性が金属より高いです。
注意事項材料は経年劣化があります。具体的には変色する、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。予防のためのブラッシングによる摩耗の可能性もあります。通常の使用でも破折や破損の可能性が金属より高いです。

クラウン

1.メタルクラウン(保険診療適応の金属材料)

保険診療では「12%金銀パラジウム合金」という金属に加えて、令和2年6月1日より「歯科鋳造用チタン合金」と呼ばれる金属が大臼歯に限りが保険診療適応となりました(名称は「合金」となっていますが実際は純チタンです)。「12%金銀パラジウム合金」は大臼歯だけでなく、小臼歯にも適応されます。

「12%金銀パラジウム合金」で使用される主な金属とその配合割合は「金:12%、パラジウム:20%、銀:約50%、銅:約10%」と決められており、保険診療の場合はこの条件を満たした金属で治療を行うことが決められてます。

一方の「歯科鋳造用チタン合金」ですが、正確には「合金」ではなく「純チタン2種(JIS 4650に適合するもの)」という金属を使用します。純度が99.4%以上のチタンを「純チタン」と呼びます。

治療例・1

左上の第1小臼歯と第1大臼歯に装着されている状態です。

症例概要
主訴歯が痛い
年齢・性別20代・男性
症状(診断)左上第1小臼歯、第1大臼歯共にう蝕の進行による歯髄炎
治療回数4回
治療費概算1歯あたり4回で10,000~12,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には使用金属の酸化(黒く変色する)、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

治療例・2

左右の第1大臼歯と右下第2大臼歯に装着されている状態です。

「12%金銀パラジウム合金」か「歯科鋳造用チタン合金」のどちらが装着されているかは、見た目だけでは判断できません。

症例概要
主訴悪いところがあれば全部治療したい
年齢・性別30代・男性
症状(診断)3歯とも被せ物の劣化と補綴物マージン(被せ物と歯牙の境目のこと)不適合による2次う蝕と根管治療不充分による慢性根尖性歯周炎
治療回数左側と右側で各4回
治療費概算1歯あたり4回で10,000~12,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には使用金属の酸化(黒く変色する)、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

治療例・3

こちらの青矢印の右上第1・第2大臼歯に装着されているのは「12%金銀パラジウム合金」、左上の赤矢印の第2大臼歯に装着されているのは「歯科鋳造用チタン合金」によるメタルクラウンです。

症例概要
主訴食べた物が詰まり、歯が痛い
年齢・性別50代・男性
症状(診断)右上第1大臼歯・第2大臼歯は急性化膿性歯髄炎。左上第1大臼歯は補綴物マージンの2次う蝕。
治療回数左側と右側で各4回
治療費概算右側は1歯あたり10,000~12,000円。左側は13,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には使用金属の酸化(黒く変色する)、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

2.CAD/CAM冠(保険診療適応の白いかぶせ物)

当院では金属アレルギーや見た目を重視して、保険診療のルールに則り銀歯ではなくCAD/CAM冠(きゃどかむかん)による白い歯を可能な限り適応しています。

治療例・1

上前歯の治療例です。
2枚目は装着して1週間後の画像です。

症例概要
主訴悪いところがあれば治療したい
年齢・性別20代・男性
症状(診断)上顎両側中切歯とも、根管治療を施された状態で補強も補綴もされておらずCR充填のみ施術され、CR充填が劣化している慢性根尖性歯周炎の状態。
治療回数4回
治療費概算1歯あたり12,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には変色する、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。予防のためのブラッシングによる摩耗の可能性もあります。通常の使用でも破折や破損の可能性が金属より高いです。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

治療例・2

上顎臼歯の治療例です。
右上第1・第2小臼歯に装着されています。

症例概要
主訴虫歯ができた
年齢・性別50代・男性
症状(診断)右上第1・第2小臼歯、う蝕第3度の潰瘍性歯髄炎
治療回数4回
治療費概算1歯あたり10,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には変色する、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。予防のためのブラッシングによる摩耗の可能性もあります。通常の使用でも破折や破損の可能性が金属より高いです。
注意事項材料は経年劣化があります。具体的には変色する、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。予防のためのブラッシングによる摩耗の可能性もあります。通常の使用でも破折や破損の可能性が金属より高いです。

治療例・3

下顎臼歯の治療例です。
右下第1小臼歯、左右の第1大臼歯に装着されています。

症例概要
主訴白い歯を入れたい
年齢・性別40代・女性
症状(診断)右下第2小臼歯と第1大臼歯は失活歯で補綴物劣化と要根管治療、左側はメタルインレー不適合による2次う蝕。
治療回数右側は4回、左側は2回
治療費概算1歯あたり10,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には変色する、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。予防のためのブラッシングによる摩耗の可能性もあります。通常の使用でも破折や破損の可能性が金属より高いです。
注意事項材料は経年劣化があります。具体的には変色する、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。予防のためのブラッシングによる摩耗の可能性もあります。通常の使用でも破折や破損の可能性が金属より高いです。

ブリッジ

「ブリッジ」とは、何らかの理由で欠損した部位に「ダミー」または「ポンティック」と呼ばれる人工の歯を両隣の歯と一体で製作される被せ物のことです。

浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 審美治療 
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1.メタルブリッジ(保険診療適応の金属材料)

前歯以外の小臼歯・大臼歯の奥歯に保険適応される治療方法です。

治療例・1

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上顎左上の治療例です。

赤矢印が欠損部で「ポンティック」と呼ばれる金属が両隣の歯と一体で作られています。

症例概要
主訴歯が痛い
年齢・性別50代・女性
症状(診断)主訴の原因は左上第1大臼歯で急性根尖性歯周炎により抜歯。左上第2小臼歯・第1大臼歯の慢性根尖性歯周炎
治療回数6回
治療期間6ヶ月(左上第1大臼歯の抜歯後、抜いたところの治癒を待つ期間を含めて)
治療費概算25,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には使用金属の酸化(黒く変色する)、金属の破損・破断・破折や脱落、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

治療例・2

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下顎右下の治療例です。

赤矢印が「ポンティック」と呼ばれる箇所で両隣の歯と一体で作られています。

主訴悪いところばあれば全て治療したい
年齢・性別40代・女性
症状(診断)右下第1大臼歯はう蝕の進行が顕著で抜歯。右下第2小臼歯・第1大臼歯はう蝕第2度
治療回数3回
治療期間2ヶ月(右下第1大臼歯の抜歯後、抜いたところの治癒を待つ期間を含めて)
治療費概算18,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には使用金属の酸化(黒く変色する)、金属の破損・破断・破折や脱落、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

2. レジン前装冠ブリッジ(保険診療適応の金属材料

前歯のブリッジで保険適応となる治療方法です。

治療例・1

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上顎の治療例です。

右上の中切歯が欠損していて「ポンティック」になっており、右上即切歯と左上中切歯と一体で作られています。

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裏側はこのように金属になっています。

症例概要
主訴悪いところがあれば治療したい
年齢・性別50代・男性
症状(診断)痛みの原因は右上側切歯。術前は同様のブリッジ装着されていたが、右上側切歯は被せ物と歯牙の境界からう蝕に罹患していてう蝕の進行が顕著なため抜髄が必要な状態。左上中切歯は問題ない状態。
治療回数5回
治療期間1ヶ月(右上側切歯の処置のため旧ブリッジ除去、抜髄、抜髄後の処置も含めて)
治療費概要18,000円
リスク・副作用治療により使用した材料は経年劣化があります。具体的には使用金属の酸化(黒く変色する)、金属の破損・破断・破折や脱落、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。

治療例・2

浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 審美治療 

下顎の治療例です。
右下の中切歯と側切歯、左下中切歯が欠損部になっており、右下の犬歯と左下の側切歯と犬歯で計6歯分のブリッジになっています。 

浦安の歯医者 あらかわ歯科医院 審美治療 

裏側が見える画像です。
金属になっています。

症例概要
主訴なし
年齢・性別70代・女性
症状(診断)メンテナンスにより月1回毎に継続来院中、同部位のブリッジの劣化とマージンの2次う蝕を発見、除去して再治療
治療回数3回
治療費概算12,000円(75歳以上での治療のため。3割負担換算だと約50,000円)
リスク・副作用経年劣化があります。具体的には使用金属の酸化(黒く変色する)、金属の破損・破断・破折や脱落、使用材料と歯との境目に1/1000mm単位の隙間(マイクロギャップ)を生じます。かぶせ物と歯との境目から虫歯になる可能性もあり、再発しないように予防する必要があります。
注意事項経年劣化は生活習慣による個人差があります。どれくらいの期間で劣化による再治療が必要なのかを定期的な通院で把握しましょう。
保険診療でも金属価格の変動により治療費が変わります。最近は金属価格の高騰により、この金額より高くなります。

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